還るべき場所

2001年9月1日
本日友人より一日後れの誕生日プレゼントを貰う。
ちょうど私が忙しい時間帯で、
久々に会ったのにハグすることなしに(笑)去っていった彼女が残していったのは…
「空の名前」というハードカバーの本。
これねぇ…高校の時図書館で見て以来、何か惚れてたんです。
でもいつも機会逃して(金欠とか…/笑)未だに買ってない。
そう前に本屋さんに行った時にポロッとこぼした言葉を
彼女はどうやら覚えていたらしい。
内容はその名の通り。
色んな写真に色んな空の名前が書いてある。

前にも書いたけれど、空が好きです。
時間帯や、気候は問わず。
どうやっても出せない、あの色が好き。
どうやっても作れない、あの雲の形も好き。
堕ちていきそうなあの蒼さや、溶けそうな柔らかい光が好き。
日が沈む時の壮大なコントラストが、大好き。
空ってね、何よりも身近にある自然だから。

そうして帰りの電車でゆっくりページをめくって思ったことは…
形に残せる物って本当に少ないんだなってこと。
キレイな空を見て、その瞬間の景色は、その全部は…
やっぱりその瞬間にしか残せないんだなってこと。
写真撮る腕がどうとかいう問題じゃなくて。
…そんな空が、大好きだなと思う。
瞬間の美学っていうかね…(懐かしいなぁ)

きっとまたこの本見て、新たな世界が広がる。
Kちゃん、ありがとね(^^)

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