Re…

2001年10月2日
ツアーブック、ビデオ…
「Rebirth」という、その流れを見ながら考えていたこと。

私自身、人の命の儚さは、今までの経験で痛いほどに分かっている。
今回、彼自身が何度も繰り替えした「残された時間はあと僅か」だという言葉は
実際はどうなのかは誰にも解らないが…
それを聞くことさえも、自分にとっては正直、痛い。
Gacktさん自身も死の事について人一倍考え、自分なりの解釈を持っている。
そうやって考えた末での言葉に近付いていると自ら認めるわけだから、
その重さは一般の人が発する、その言葉の比ではない。
ただ、Gacktさんが自らの死に関してのことを口にする時は、
それは彼にとってみれば決して逃げであったり、ネガティブな考え方からではない。
いつもやりたいことに真直ぐに向かっている人だから、
その結果訪れるならば彼はそれはそれで受け入れる覚悟が出来ているのだと思う。
ただGacktさんも人間だから、死に関する恐怖感は元々DNAに埋め込まれている筈で。
覚悟が出来ていると、そう自分にも言い聞かせているというのが正しいのかもしれないけれど。

最期を見据えていなければ、きっとこんなにも命を燃やすことは出来ない。
そうして私がこんなにも惹かれることもないのかもしれない。
だからこんなに…その姿が、その生き方がどれだけ自分にとって痛くても
結局の所、私がGacktさんから目を逸らすことは絶対に出来ない。
それならば私は私がやらなきゃいけないことをしっかりやりながら、
自分からまっすぐに貴方の目を見ていられるように。
その一瞬の煌めきも逃さないように。
今の自分を、精一杯に生きようと思う。

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