世の中の流れ。

2001年11月11日
久しぶりにCubeを聴いていた。
心が囚われている感覚っていうのは、こういうことを云うのかもしれない。
好きだっていうのともちょっと違うのだ。
心酔している、といった方が近いのかもしれない(笑)

不意に思い出した感覚があった。

私がXを好きになったのは、
もうお茶の間(笑)に彼等の存在が知れ渡った後の事だった。
TVでは色物扱いもされながら、それすらも自分達で楽しんで
その音楽は誰よりも、何よりも…最高にカッコイイバンドだった。
話題性は十分にあって世間はそういう目で見ている人が殆どだったし、
実際私も「X」に触れるまではそう思ってたけど…
目に入った後は、その音に、カッコよさに…完全に心を奪われた(笑)
世間にとっての色物扱いは、
そこからの自分にとっては好奇な目じゃなく、唯一無二の光に変わった。

今、Gacktさんが紅白に出るかもしれないって話があるから、
こんなことを思い出したのかもしれない(^^;)
当時の自分にとってはXは紅白に出ることが当たり前だったから、
それに対しては何とも思わなかったし、
むしろ年末しか日本に居ない彼等に触れられる少ない機会のうちの1回だったから
それを何よりも心待ちにしていたけれど…
昔からのファンの人って、一体どういう気持ちだったんだろうと今になって思う。
まぁXの場合は目立ちたがりやのヨッちゃんがいたおかげで
初めからTVに出捲っていたから(笑)
あんまり感慨はなかったのかもしれないけど(^^;)

老人と同居している(笑)私にとって、
「紅白」ってね、世間に認知されたステータスっていうイメージがあるから。
よーするに、売れなきゃ出れない。
…売れたんだなぁってね(今さらか)。

自分が必要とされれば出るし、そうじゃなかったら出ない。
出たらきっと、必要だと思ったんだろう。
だったら、それを見せてもらおうと思う。
Gacktさんがカッコ良く居続けるのは、
彼が彼であることを止めない限り、
どんな場所にあっても…続いていくことだから。

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