Salvation

2002年6月3日
どれだけの時が過ぎて どれだけの
想いを何処かでなくして来たの
忘られた出来事や 傷の痛み
胸の奥で眠っている

夢の中で出会う君の顔
日に日にぼやけていくよ
思い出はいつも美しく変わって
そしていつか消えていく

眩しい冬の日差しの中
襟を立てて行く

浮かんでは消えていく 記憶の粒
少しつまんで 手のひらの上転がして

目を閉じれば世界が重なっていく
幼い日の僕がいる
歩き出して転んで周りを見渡して
一人きりで泣いている

そんな思い出達を一つずつしまって
いつまでもここに置いておこう
振り返らず進んでいつか懐かしくなって
また君に会いに来るよ

暖かい春の日差しが今
朝を告げている

(『Salvation』shame : words by Cutt)

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